東京釣り紀行

東京を中心にゆるーく釣りしてます。釣れれば何でもいいです。

石神井公園:タウナギ/初めて竿がしなった

2018年6月2日20時。

直近バタバタしていたため、何だか久しぶりの石神井公園である。

f:id:ztokyo:20181228093432j:plain

狙うはもちろんタウナギだ。

散策開始。

f:id:ztokyo:20181228093446j:plain

いない。

f:id:ztokyo:20181228093458j:plain

ギルのおいちゃん1のポイントに移動すると、石段の真下で何かが動いた。

注意してみていると正体はタウナギではなく、ハゼとザリだった。

f:id:ztokyo:20181228093743j:plain

気配がない。

石神井公園でタウナギと30分向き合ってわかったこと - 東京釣り紀行」にて、タウナギの所作についてノウハウがあるため、仕掛けの準備はしていない。先日は以下。

身軽な私は新たなポイントを探すべく、対岸に向かう事にした。

f:id:ztokyo:20181228093516j:plain

途中、先日の鼻上げポイントに立ち寄ると。

f:id:ztokyo:20181228093700j:plain

いた。

f:id:ztokyo:20181228093528j:plain

巣でもあるのか、また同じポイントだ。 例の如く鼻上げをしているようだ。

タウナギは鼻上げポイントから、ほぼ移動しないため、冷静に仕掛けの用意を始める。

f:id:ztokyo:20181228093542j:plain

いつもの赤糸と 本日の餌は香薫2だ。

香薫はパリッとした食感に 燻製が効いている至極の一品である。

針を通すとパリッといい音がした。

鼻上げポイントに戻ると、 タウナギの姿がなくなっていた。

一刻、葦周りを探してみたが見当たらない。

どのみち、これだけ茂った葦の中では、二の舞を演じるだけである。 このままやり過ごし、対岸へ向かう。

f:id:ztokyo:20181228093556j:plain

対岸この時点では此岸3に着地したのだが、 釣り禁止の看板が目立つ。

f:id:ztokyo:20181228093609j:plain

いつもと違った風景である。

f:id:ztokyo:20181228093621j:plain

明かりが灯っているところが、 いつものポイントである。

f:id:ztokyo:20181228093633j:plain

対岸は策があり池まで近寄ることができないようだ。 仮に近付けたとしても、際まで葦全開。 対岸では釣りはできないと思っていいだろう。

どれくらいできないかというと、 これくらい。

f:id:ztokyo:20181228093647j:plain

見上げるレベルの葦には脱帽である。

仕掛けを準備しているので、 駄目押しで先程の鼻上げポイントに向かう。

いた。

こちらに寄せるべく手前で香薫を入水させるが、やはり無反応である。 やむなくタウナギの真上に香薫を落とす4

右手にライト、左手に竿の状態でシェイキングし、タウナギの様子をうかがう。

寄ってきた。

f:id:ztokyo:20181228093750j:plain

次の瞬間、一気に巣5に引き込まれる。

「フィーッシュ」

発声と共に、竿がしなる。

f:id:ztokyo:20181228093713j:plain

初めて竿がしなった。 この竿もちゃんとしなると安心したところで、それまで感じていた重さがなくなった。

バレてしまった。

釣り上げるよりも 写真に収めたいと思ってしまったことを後悔。

またすぐに鼻上げをしているので、アゲイン。 追い香薫。

すぐに喰らいついたが、ショートバイトで香薫持ち逃げ。

三番手の香薫を少々小さくして、 かじれば即針の状態にしてみた。

f:id:ztokyo:20181228093726j:plain

香薫二個で腹一杯になったのか、 余裕の鼻上げをかまされて、まったく反応しなくなった。

ノーフィッシュで不本意ではあるが 活動限界を迎えたので本日はこれにて納竿。

キャスタビリティーを磨きたいと思いながら、石神井を後にする。


  1. 過去にギルをくれたタウナギをよく見るというおいちゃん

  2. DLG(ドイツ農業協会)金賞を受賞したプリマハムのアゲなウインナー

  3. この時点では此岸

  4. 葦の隙間にピンポイントで入水させるのは至難

  5. 行き先が巣かどうかは知らん