石神井公園:タウナギ釣りからの外道
2018年6月9日15時。
タウナギを狙いに石神井公園にやってきた。
ここ数回、タウナギを見て思ったのは、タウナギはあまり動き回らないということだ。夜行性ではあるが、ポイントがわかっていれば、日中も同じところにいるのは、ほぼ間違いないだろう。
夜間より視界がよい日中に確実に釣り上げる。ということで、本日は日中に来てみたのだ。全日の雨のせいか、水が濁っていて水中がみえない。そればかりか、葦が大分手前まで茂っているように感じる。
いつものポイントで腰を据えると、すぐに鼻上げ中のタウナギを発見。巣があのだろう、いつもとまったく同じポイントだ。だが、写真に納める間もなく、すぐに潜ってしまった。日中はそういうものなのか。
仕掛けの準備を開始。
いつもどおり、赤糸とハリスからの香燻だ。鼻上げポイントに垂らすとすぐにヒットした。
竿が重くなり、巣に引き込まれる。 合わせはしてないが、しっかりとかかった感触だ。
釣れることを確信。竿を後ろに傾けたが、一向にタウナギは上がってこない。
長期戦でタウナギを弱らせることを決意。そう思った瞬間これだ。
ハリスが切れてしまった。サルカンから下がきれになくなっていることを考えると、正確に言えばハリスが外れてしまったのだろう。
結びのあまさを後悔。
針が引っかかったままでは可哀想なので、すぐに釣り上げて外してやろう。ということでリベンジ。
また、すぐにヒットした。
引きが尋常じゃない。画像じゃ伝わりづらいが、バッシャバッシャと暴れている。
釣れた。
カメ。 途中で気づいたけど、カメかよ。
どうりで引きがおかしいわけだ。こうなると、一発目もタウナギだったのか少々怪しいが、引きを考えるとカメではなかったはず。
カメはガッツリ針をくってしまって、仕掛けが外せない。とりあえず、ハリスを切り捕獲。
ペンチがあれば..ということで、近くの釣り人にペンチを拝借し、無事に外すことができた。
なんだか、もうお腹いっぱいなのだが、やはりタウナギが釣りたい。
仕掛けを適当に垂らし、鼻上げを待つ。一向に鼻上げが見当たらない。
竿をそのまま、他のポイントを見て回る。鼻上げがみえない。
諦めて帰りの支度。竿を上げるとこれだ。
いらんって...またクサガメ。そしてまた、針が外れないので、再度ペンチを拝借。
先の個体かと思ったが、幾分小さい別の個体だった。そして、リリース。
時期なのか、時間帯なのか、餌なのか、 カメがよくかかった一日だった。
活動限界。
帰りにピーターパンに立ち寄り納竿である。
本日の教訓。